イロハモミジ

広葉 落葉 高木
イロハモミジ
ムクロジ科カエデ属
学名:Acer palmatum Thunb.
別名:モミジ イロハカエデ タカオモミジ

この樹木は…

東北以南の谷間などに自生する樹高2~5mの落葉性の高木です。北海道南部まで植栽は可能です。
葉は、新緑が美しく、5~7裂に分かれ他よりやや小さめです。
開花期は4~5月で、紫色の4mm程の小さな花が咲きます。
秋に葉が真っ赤に染まり、落葉期は赤い絨毯を敷き詰めたように落葉します。
いろは歌の文化が昔あり、そこから名付けられたそうです。
実は、翼果と呼ばれる2枚の羽がついたものがなります。

メンテナンスについて

剪定が必要など手間がかかり上級者向きの種と言われています。
乾燥に弱く、強い西日があたる場所は葉が丸まってしまいます。
植栽後は水をしっかり与え、その後は降雨だけで大丈夫です。
剪定が必要で、春は風通しをよくし、冬は樹形を美しく整えます。
落葉後に、株元に緩効性肥料を与え、過度に必要はありません。
テッポウムシ、アブラムシ、カイガラムシの害に注意します。